XMの評判は？口コミで判明した17の特徴から真実が見えてきた

XM（XMTrading）は、最も多くの日本人トレーダーが利用している海外FX業者であり、様々なサイトでおすすめの業者として紹介されている記事が目立ちます。

しかし、実際のところ利用者はどう評価しているのでしょうか？

当記事では、XMの評判を調査し、利用者の口コミからその実態を掘り下げてみました。

以上の17項目により、XMの真実がハッキリと見えてきましたので、XMを検討されている方は最後までご覧いただけると幸いです。

XMの評判・口コミを詳しく調査してみた

XMの評判・口コミを、TwitterとYahoo知恵袋で調査してみました。

実際にXMを利用しているトレーダーの声を参考に、XMがどのように評価されているのか詳しくチェックしてみましょう。

スプレッド・スワップ・取引手数料に関する評判

約定力に関する評判

ボーナスに関する評判

入金・出金に関する評判

サポートに関する評判

その他の評判

XMの良い評判から見えたメリット11選

XMの良い評判から同社の実態を調べた結果、11個のメリットが浮かび上がってきましたので、参考にしてください。

厳格な金融ライセンスを取得しており信頼性が高い

XMは海外FX業者の中でも、厳格な金融ライセンスを取得している業者です。

XMのグループ会社と取得している金融ライセンスを一覧にしました。

日本人向けの運営はTradexfin Limitedという会社が担当しており、セーシェル共和国（英国連邦加盟国）の金融庁のライセンス（CySEC）を取得しています。

CySECの規定によれば、ライセンス取得会社が経営破綻した場合に最大2万ユーロ（約260万円）を補償するため、顧客資産（預金）を信託銀行に分別管理しなければなりません。

顧客の預金の分別管理は、外部弁護士である受益管理人が行っており、運営会社の運転資金とは隔離することが条件づけられています。

なお、グループ会社Financial Instruments UK Limitedが取得しているFCAは、取得するのが世界最難関といわれる金融ライセンスです。

レバレッジが1,000倍にアップグレードされた

XMのレバレッジは、2022年5月までは888倍でしたが、同年6月から1,000倍にアップグレードされました。

この改正で、取引に必要な資金（必要証拠金）は下表のとおりとなりました。

上の表は米ドル/円の取引を例に取って、取引量ごとの必要証拠金を求めたものです。

1万通貨では130万円分の取引となり、1pip値が動くと130円の損益が発生します。

XMでは1,000倍のレバレッジを提供しているので、1万通貨の買い注文を出しても、わずか1,300円の資金（証拠金）で取引できます。

100pipsの値幅がプラスであれば、13,000円の利益となり、小資金で大きな取引ができるため投資効率が高いことが分かります。

ただし、小さな資金で大きな取引ができるといって、1発勝負的な取引量で取引することは避けましょう。

デイトレードやスイングトレードでは、1回あたりの取引でトレード用資金の2%以上を失わない範囲が安全です。

各種ボーナスが業界トップクラスに充実している

XMが提供しているボーナスは、業界トップクラスで充実しています。

各種ボーナスの詳細は、以下のとおりです。

口座開設ボーナス

口座開設ボーナスは、口座を開設するだけで3,000円のボーナスが付与されます。

入金を行わなくても取引を開始することができるため、別名、未入金ボーナスとも呼ばれています。

入金ボーナス

入金ボーナスは、100％入金ボーナスと20％入金ボーナスの2種類があります。

100％入金ボーナスは、口座に入金する金額のうち50,000円までは、最大50,000円のボーナスクレジットを付与するというものです。

20％入金ボーナスは、50,000円を超える入金をした場合、最大500,000円までの入金に対して20%のボーナスを付与するというものです。

この場合、450,000円 × 20% = 90,000円が最大の付与額になります。

ロイヤルティプログラム

ロイヤルティプログラムは、口座開設時には1ロットあたりの取引毎に3USD分のXMPというポイントが自動的に付与されるプログラムです。

30日が経過すると3.9USD、60日が経過すると4.8USD、100日が経過すると6USD分のXMPが付与されます。

XMPは、ボーナスクレジットに等価で交換することができ、交換率はかなり下がりますが現金と交換することも可能です。

業界最高水準を誇る約定力

利用者の評判にもあったとおり、XMの約定力は海外FX業界でも1、2を争うレベルです。

約定力は約定スピード × 注文執行率の高さで決まります。

いくら約定スピードが速くても、注文執行率が低いと値が滑って意図したレートでは約定しません。

以下は主な海外FX業者の注文執行率の順位になりますが、XMの注文執行率は99.92%と抜群に高いです。

注文執行率とは、ユーザーから注文があった際に、相場の現在価格に近い他のユーザーの注文をいち早く見つけて約定させる機能の高さを表した値です。

つまり、注文執行率が高いほど注文から約定までのタイムラグが少なく、約定力が高いと考えられるのです。

逆に、約定力が低い場合、注文時の価格と約定価格に乖離が発生しやすく、戦略通りのトレードが実現できない可能性が高くなってしまいます。

特に、海外FXではハイレバレッジでのトレードが多く、約定が少しでも遅くなるとそれだけで大きな損失につながりかねません。

この乖離を「スリッページ」と呼び、スリッページはユーザーのインターネット環境の影響で発生することもありますが、FX業者の注文受注方式や流動性が原因になることもあり、業者選びのポイントの一つです。

ストップレベルがゼロに改善

ストップレベルがゼロであることも、XMにおけるメリットの一つです。

ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文のように価格を決めて注文する際、現在レートよりも離さなければならない数値のことを指します。

例えば、ドル円の現在レートが125.40円でストップレベルが3pipであれば、125.43円以上または125.37円以下の価格を指定しなければ予約注文できないのです。

このようにストップレベルの条件を満たしていないレートでは注文できないため、ユーザーにとってみれば基本的に存在するメリットがありません。

特に、デイトレードやスキャルピングなど小さい値幅を狙って行う取引では、ストップレベルが大きな問題になることになります。

XMに関しては、以前はストップレベルが広く細かい値幅での指値・逆指名注文が難しい時期もありました。

しかし、2021年8月に変更があり、XMのストップレベルはゼロに改善されました。

ストップレベルがゼロになったことで、ユーザーは戦略どおりの細かい価格でエントリーできるようになりました。

無料のVPSを提供しており自動売買が始めやすい

XMが提供するサービスの中には、VPS（レンタルサーバー）を無料で貸し出すというものがあります。

インターネット上でパソコンを24時間稼働させることができるVPSは、自動売買を行うためには必要不可欠のツールです。

XMでは、以下の条件を満たすことによりVPSを無料で契約できます。

自動売買ツールはMT4・MT5で稼働するものであれば、原則どのようなものでも使用することができます。

本来、VPSは国内のレンタルサーバー業者では月2,000円程度のレンタル料がかかることを考えると、無料で利用できるのはかなりお得なサービスといえるでしょう。

日本語サポート・各種ウェビナーが充実している

XMでは日本語のサポートに対応しており、以下のサービスがあります。

よくある質問では、各項目が日本語で丁寧に説明されています。

また、ライブチャットやEメールでも日本語で対応ができるように10～20人の日本人スタッフが常駐しているなど、日本人へのサポートにはとても注力しています。

特に初心者の方であれば、海外FXのことが気になっていても、「英語ができないから不安だ」と登録を躊躇してしまうことが多いのも実情でしょう。

海外FX業者の中にはウェブサイトは日本語に対応していても、日本人によるサポートが受けられない場合も少なくないですが、XMであればそのようなことはないので安心して利用できます。

さらに、FXの基礎知識やトレード手法などが学べる無料のウェビナー（申込必要）を積極的に開催しており、メールで案内が届きます。

ウェビナーは毎回ライブ配信され、分からないことがあれば気軽に質問をすることもできるため、初心者の方にも優しい内容となっています。

ここまでサポートが充実している海外FX業者は、XMの他にはないといっても過言ではありません。

CFDの取引銘柄が78種類と豊富に揃っている

XMでは57種類の通貨ペア以外に、CFDの取引銘柄を以下のとおり非常に豊富に取り扱っています。

CFDの取引銘柄は全部で78種類揃っており、他の海外FX業者と比較してみても、最も多い水準となっています。

ただ、仮想通貨のスプレッドは、他社と比較して一部に狭いものもありますが、広いものがほとんどです。

また、株式指数も現物と先物の両方を扱っているという点もユニークな特徴です。

FX業者でありながら、CFDにこれだけ力を入れているというのは、他社にはないXMの強みの一つです。

出金拒否の悪い評判がない

XMの規約については、デメリットでポイントを解説します。

XMの悪い評判から見えたデメリット6選

XMの悪い評判から同社の実態を調べた結果、6個のデメリットが浮かび上がってきましたので、参考にしてください。

すべての口座タイプでスプレッドが広い

XMでは、すべての口座タイプでスプレッドが広いです。

特に、スタンダード口座とマイクロ口座のスプレッドでは、スキャルピングで利益を上げ続けることは難しいかもしれません。

以下にXMの実測平均スプレッドを一覧にしましたので、ご確認ください。

ゼロ口座は1ロット（10万通貨あたり）往復10USDの取引手数料がかかるので、スプレッドに換算して丁度1pipsをスプレッドに加算しています。

スプレッドが狭いことで人気のあるAxioryとTitanFXのスプレッドを計測して、XMの口座と比較してみました。

スタンダード口座との比較

ご覧のとおり、XMのスタンダード口座のスプレッドは、AXIORY、TitanFXと比べて広いのが分かります。

ただ、AXIORYとTitanFXには口座開設ボーナス・100%入金ボーナス・ロイヤルティプログラムなどは一切ありません。

結局、これらスプレッドの差はボーナスを支払うための原資であることが分かります。

ということは、米ドル/円やユーロ/円、ユーロ/米ドルなどのメジャー通貨ペアのみを取引するという方には、XMのスタンダード口座とマイクロ口座はメリットがあります。

ゼロ口座との比較

取引手数料を含めるとAXIORYのスプレッドが最も狭いという結果でした。

XMのゼロ口座も、米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルなどのメジャー通貨ペアでは、スプレッドが有利といえます。

しかし、ゴールド（XAU/USD）やマイナー通貨ペアのスプレッドは広めです。

ほとんどの通貨ペアでスワップポイントがマイナス

XMのスワップポイントは、ほとんどの通貨ペアでマイナスです。

以下に主要通貨ペアを1ロット（10万通貨）保有した際のスワップポイントを一覧にしましたので、ご参照ください。

ご覧のとおり、一部を除いた通貨ペアでスワップポイントはマイナスで、しかもEUR/GBPなどでかなり高いものも存在します。

利益分の出金方法が国内銀行送金に限られる

XMでは入金した金額を超える額、つまりトレードで得た利益分を出金する際は、出金方法が国内銀行送金に限られます。

そして、国内銀行送金には以下の条件があります。

このうち送金手数料については、XM自体では送金方法を問わず無料となっているのですが、国内銀行送金の場合、送金時に経由する決済代行会社への手数料として2,500円が発生してしまいます。

ただし、出金額が40万円以上の場合は、XM側が出金手数料を全額負担してくれます。

また、着金までの時間は速いので、送金スピードに不満を感じることはないでしょう。

完全信託保全ではない

海外FXで最も実績があり、金融ライセンスを取得し高いサービスを提供しているXMですが、信託保全制度は完全ではありません。

信託保全制度とは、顧客資産（主に預金）を会社の運営資金と別口座に分別し、万が一XMが経営破綻した場合、外部弁護士や信託銀行が預金を保護して口座名義人に残高を返還する仕組みです。

XMでは、運営資金と顧客資産を完全に分別管理しているものの、セーシェル共和国には信託業務を請け負う銀行が存在しないため、信託保全が完全ではないといえます。

また、外部弁護士（受益代理人）に顧客資産の管理を任せているという記述も公式サイトにはありません。

そのため、多額の資金をXMの口座に預けることはせずに、あくまでFX取引に必要な資金のみ入金して、利益は出金するようにしましょう。

XMのよくある質問Q&A

XMについてのよくある質問を取り上げ、その回答を記載していますので、参考にしてください。

おすすめの口座タイプは？

A：XMの口座タイプは、スタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座の3種類があります。

これらの中で、100%入金ボーナス（5万円まで）、20%入金ボーナス（50万円まで）、ロイヤルティプログラムが付与されるのはスタンダード口座とマイクロ口座で、ゼロ口座には付与されません。

デイトレード・スイングトレードを中心に取引される場合は、ボーナスが付与されるスタンダード口座・マイクロ口座がおすすめです。

これらの取引は狙う利幅が大きい分、ストップロス幅も大きくなりがちですので、ボーナスは資金が枯渇した際の保険になります。

比較的勝率が高いとされるスキャルピングを主軸に取引される場合は、ゼロ口座がおすすめです。

狙う利幅が狭い分、損切り幅も小さいため、ボーナスに依存する可能性が低いからです。

もし、初めて海外FX口座を開設するのであれば、スタンダード口座がよいでしょう。

取引可能な時間は？

A：XMの法定通貨ペアと仮想通貨の取引時間は、以下のとおりです。

日本には夏時間と冬時間の区別はありませんが、インターバンク市場がロンドンにあるため、上記のとおり日本でも影響を受けます。

ご覧のように、通貨ペアに関しては15分間だけ取引が休止するだけで、24時間ほとんどの時間帯で取引可能です。

ただし、午前5時～8時までは、取引参加者が少ないため、スプレッドが極端に広がるので取引は避けましょう。

なお、XMの取扱銘柄の中で仮想通貨に関しては、365日24時間休みなく取引できます。

その他、ゴールドなどのコモディティや株価指標などのCFDについては、銘柄ごとに取引時間が設定されていますので、XMの公式サイトをご参照ください。

入金・出金方法は？

A：まず、XMの入出金ルールを理解するために、以下の事項をご確認ください。

出金先の優先順位は、以下のとおりです。

入金方法

XMでは、入出金方法で国内銀行送金を利用でき、口座反映時間は1時間以内と速いのが特徴です。

このように対応が速いのは、国内の決済代行業者を利用しているからだそうです。

入金方法には、金融サービス側の手数料を含めて以下の注意点があるので確認しておきましょう。

XMで米ドル口座やユーロ口座などの外貨口座をお持ちの方は、XMで円口座を開設して円建てで入金し、円建て口座から外貨口座に資金移動することをおすすめします。

この場合、XMが0.5%程度の両替手数料で自動的に両替してくれるからです。

出金方法

出金の際も、外貨口座から外貨のままクレジットカードやオンラインウォレットに出金すると、高額な手数料がかかる可能性がありますので注意しましょう。

国内銀行送金の手数料は、出金額が40万円以上では無料ですが、40万円未満では2,500円かかってしまいます。

まとめ

XMを利用しているトレーダーの評判をもとに、XMの現在の実態からメリット・デメリットを解説しました。

最後に、当記事のポイントをXMの評価としてまとめましたのでご覧ください。

XMは最大1,000倍のレバレッジと高い約定力、豪華なボーナス、日本語サポートの質など、様々な視点から見て総合力に極めて優れていると評価できます。

ただ、スプレッドが広いため、どうしてもスキャルピングには不利になる側面もあります。

よって、特にスイングトレードが理想という方には、クッション機能付き入金ボーナスが充実しているXMは最適な業者といえます。

当記事を参考に、XMへの理解を深め、トレードライフを楽しんでいただけると幸いです。

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